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2月の稽古日を更新しました。
もうすぐ立春。
暦の上では、春です。
2月の稽古日を更新しましたので、「稽古日」からカレンダーをご覧ください。
寒い時期の稽古では、よく体を伸ばしてから、少し汗ばむくらいに体を動かします。
そうすると、心身がリラックスし前向きな気持ちになります。
初めての方の無料体験も、随時、お待ちしております。
初めての合気道は「楽しかった!」
「合気道をやりたい!」という方が、こんなにたくさんいることにちょっと感動しています。
昨日も、初心者さんが3名来てくださいました。先々週も、5名の方がいらしてくださいました。
みなさん「楽しかった!」と目を輝かせて言ってくださって、とても嬉しかったです。
そういうわけで、今月は私も稽古に夢中になってしまい、写真を撮るのをすっかり忘れてしまいました。
またおいおい稽古風景をInstagramにあげていきたいと思っています。
上手くなる・強くなるには、何よりも「続けること」なのですが、そのコツは、焦らないことが大切なようです。
一回一回の稽古を存分に楽しんでおこなうこと。
稽古に来れない日があっても、また来ること。
その積み重ねなのです。
毎週来れないという方は、ぜひドロップイン・クラスで少しずつ積み重ねられるのをお勧めします。
あるとき、ふっと、ご自分が上手くなったことを感じられます。
だいたい3か月〜6か月でひとつの節目があるように思います。
そこから先は、合気道の奥深さを探究したくなるかもしれません(笑)。
正月の本部稽古では、私は87歳の丸山先生に指先で触れられただけでバチーンと投げられました。
それはまるでドラゴンボールの「カメハメ波」としか表現しようがないのですが、こちらの力が全部吸い取られるような、それでいて、心地良い。
人間の身体能力の可能性を感じる年明けでした。
精神養生としての合気道
合気道の稽古をしていると、意識がすっと落ち着いてきて明晰になることがあります。
それは、意識の質が変わるような感じです。
これを、どんな風にお伝えすることができるかと考えていたところ、先日、ある方と光気会の稽古についてお話しする機会があり、気づいたことがありました。
ひとことで言うと、稽古が「動的瞑想」の効果をもたらしており、それはとても質の高い「精神養生」であるということです。
動的瞑想は、ヨガなどもそのひとつですし、マインドフルに日常的な動作をすることもそれにあたります。
精神養生とは、心身の健康を保つように整えるあらゆる実践的なものごとと言えます。
なるほど、稽古が終わると、一週間の疲れがすっきりとした感じがあり、気持ちも前向きになるのです。
これは、ほんとうに不思議なのですが、そうなのです。
そして、そのためにも、ぜひ気楽に稽古にいらしていただきたいと思います。
合気道というと、礼儀とか型とかを厳しく難しく考えたり、権威を与えたりされる方も多いのですが、そうすると本来の力を発揮することから遠ざかることがあるようです。
「気楽に」というのは、あらゆる偏見や先入観なしに、まるでいま初めて世界に出会うかのような自然体でという意味があるように思います。
こんなことを書いていたら、思い出したことがあります。
ある学校で、落ち着きがなく席に座ることもできない小学生がいました。担任の先生も手に余り、さまざまな工夫をするのですが、どれも功を奏しませんでした。
あるとき、3人の子どもを育てているベテランの女性管理職の先生がクラスに入ったところ、その小学生は一度も離席することなくその日は一日授業を受けることができました。
気になった私は、どんな風に対応したのかを聞いてみました。その女性管理職の先生の授業のつくり方を聞いていると、私の心身まで整ってくるかのようでした。
実は、合気道の稽古でも、こうした点(心身が整うような稽古のつくり方)を大切にしています。
そこには、参加される方の呼吸のとり方やそれらが合わさったときのリズムのとり方など、細部を見ながらも大胆な動作があります。
そういうわけで、「うちの子、落ち着きがないかも・・・」と思われている保護者の方も、どうぞ安心して稽古にいらしてください。
稽古風景
合氣道光氣会・丸山修道先生のこと――「ナルシシズムの克服」に寄せて
2020年に、丸山先生のことについて、あるSNSに書いた記事を転載します。
合気道は、体と心を、より自由に、より力を発揮できるようになるものであることを、少しでもお伝えできていれば幸いです。
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さっき、またふと丸山先生のことを想い出してしまった。
丸山先生は私の合気道の師匠で、私が大学院の頃に、お世話になっていた。
丸山先生は、戦後にアメリカで合気道を拡げた方で、いまでもアメリカには何百人ものお弟子さんたちがいる。
そこまでのご苦労は並大抵のものではなかったそうだが、ご本人はほとんど語られず、ぽつりぽつりと丸山先生の周辺から聞いた。
合気道を始めた当時は、私は心も体もふらふらで、せめて体をしっかり鍛えたいと思って始めたような気がする。
私が丸山先生から教わったのは、「正しい力の抜き方」だった。
丸山先生に投げられて宙を舞うときのあの感覚は、ほんとうに気持ちよくて、次元が変わるかのような瞬間だった。
丸山先生は、いつもにこやかでジョーク混じりの話し方だった。
当時、某大学の研究者としてナルシストになっていた私の肥大化した病的な部分には、いつも傷つけずに肩透かしするかのように丸め込んでくださった。
私を認めてくださいながらも、どこか肩肘張った部分をそれとなく気づかせてくださった。
その後、「丸山先生はやっぱり本物の合気道家だった」と改めて知ったのは、それから10年以上たち、ある心理療法と出会ってからだった。
臨床の師たちは、「カウンセリングは合気道だ」という。
「ナルシシズムの克服」こそが、今日のアメリカと日本のみならず心理臨床や精神世界の喫緊なテーマだという。
丸山先生は、私に「ナルシシズムの克服」について、その姿勢その生き方でもって、初めて教えてくださった方だ。
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