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2026-08-14 09:59:00

教えるということについて

教えるということ――。

 

丸山先生は、「教えようとしてはいけない。みんな、教えようとし過ぎる」とおっしゃいます。

いまは、この言葉は真だと、心から思えます。

 

恥ずかしながら、若い頃は、そうは思いませんでした。

人に教えるというのは、甘美な体験です。なんだか、自分が偉くなったような気がしてしまう。

万能な存在のように錯覚してしまう。でもそれは、裸の王様のようなもの。ナルシシズムです。

 

人が何かを学ぼうとするとき、自分で掴まなければならないのです。

自分にあるものを活かしながら、自分の未来に必要なものを、先を行く人から摑む。

 

先を行く人は、学ぶ人が道を誤らないように気を配りながらも、その人の主体性を摘み取ってはいけないように思います。

 

そこには、教える人にも学ぶ人にも、人間としての誠実さといってよいようなものがあるように思います。